OKTOBERFEST in Japan
2008年開催のオクトーバーフェスト > ヒルトン大阪オクトーバーフェスト2008

 ■ ヒルトン大阪オクトーバーフェスト2008

●ヒルトン大阪オクトーバーフェスト2008

本場ドイツの演奏チームが来阪。ドイツ往復航空券が当たる抽選会などもあり。
10月10日は貸し切りのため、実質10月9日のみの開催です。
Ein Prosit,Osaka/アインプロジット大阪
Ein Prosit,Tokyo/アインプロジット東京

関西で開催されるオクトーバーフェストのイベント情報

中部地方で開催されるオクトーバーフェストのイベント情報

オクトーバーフェスト公式サイト集
twitter/OKTOBERFEST_jp
場所: ヒルトン大阪 5階大宴会場「桜の間」
    (〒530-0001 大阪市北区梅田1-8-8)

日時: 2008年10月9日(木)、10月10日(金)
     19:00〜21:30

料金: ¥8,300




予約: ヒルトン大阪宴会営業部 TEL: 06-6347-7572
    E-mail: BanquetSales.Osaka@hilton.com


・入り口付近〜会場の様子

 2008年10月9日(木)には、ヒルトン大阪で行われた「オクトーバーフェスト2008」に行って来ました。

 以前から存在は聞いていましたが、今回が初めての参加です。

 協賛がルフトハンザ航空という事で、エントランスにはジェット旅客機の大きな模型などが飾られていました。
 お客さんの客層も、こちらの思い込みのせいもあるのか、少し上品げな方々が多いような気がします。

 関西近郊のオクトーバーの中では、1つの会場としては、最大人数で行われる物だけに、待ち合う人で一杯です。

ヒルトン大阪オクトーバーフェスト2008
ファンタジックな雰囲気の会場


 会場内に入ってみると、ブルーの風船がイスに取り付けられていて、カーニバルっぽい雰囲気を出しています。よくイベントのパース画などに風船が描かれる事が多いですが、実際に使用された風船をこうして見るのは初めてです。
 風船が取り付けられたイスの方を見ると、全てカバーがかけられていて、「対ビールこぼれた時用」の仕様になっている模様。気持ちは分かります(笑)。

・料理は別室

 開始時間になると、またしても「お料理の準備が整いました・・・」との案内が。
 先日のスイスホテルの時もそうでしたが、ホテル主催のオクトーバーの場合は、どうもディナーショーの進行(一通り食事をしてからタレント登場)の形式に準じている様です(個人的には、ホテルの中では例外となりますがラマダホテルのような、ムシャムシャ食べて、ゴクゴク飲みながら音楽を楽しむ形式の方がオクトーバーらしいと思うのですが)。

 食事は会場の外に用意されており、これを取りに行くのがちょっと面倒。
 また、別室では、丸太の早のこぎり曳きなどの催しも行われており、ステージが始まるまでの時間も退屈せずに過ごせます。

・いよいよ演奏開始

ヒルトン大阪オクトーバーフェスト2008演奏チーム
演奏チームは5名+歌姫の編成


 さて、今年の関西圏のオクトーバーでは唯一本場ドイツからブラスチームを呼んでのステージ(スーパードライ梅田のオクトーバーフェストも、ドイツからエディットさんを呼んでいますが、3人のチーム編成でブラスバンドではない)となる、このステージですが、なるほど構成の厚い本格的な演奏が楽しめます。

 ホルンの演奏や、カウベル体験など、オクトーバーフェストで定番の演出は一通り入っています。
 また、歌姫のお姉さんも積極的に会場に降りて来て歌ったりと懸命に会場を盛り上げようとしてくれます。

・お客さんのノリはイマイチ

 しかし、会場のお客さんの温度は中々上がりません。ほとんどのお客さんは座ったままで、シュンケルをしているテーブルですら、その列の半分くらいからはイスに座っています。

 開始直後からノリノリのアサヒビアハウスウメダのオクトーバーフェストは歴史が長く、例外とも言えるので、単純に比較する事は出来ないとは思いますが、せっかくの本格的な演奏に対しての、このノリの悪さが何とも勿体無く、つくづくオクトーバーフェストの半分はお客さんが作っているのだなぁと改めて実感。
もったいないなぁ〜。

・肝心のアインプロジットも・・・

 また、一番会場の一体感が味わえるはずのアインプロジットが、会場のリーフレットには「アイン、ツヴァイ、ドライ」と書かれているのに、一発目の乾杯の時には、演奏チームが気を利かせたのか日本語で「イチ、ニー、サン。カンパーイ!」とやったので、少々不完全燃焼。
 2回目以降はドイツ語で乾杯。
しかし現場ではほとんど気が付いた人は居なかった様ですが、彼らはバイエルン訛りの「オワンス、ツボオ、ドライ」で乾杯していたので、最後までリーフレット通りの乾杯は行われなかった、という変な感じでした。
 このチグハグ感と、先のノリの悪さで、居心地の悪さを感じる会でした。

・最後はノリノリに

 ところが、このノリの悪さが、最後の最後、ムカデ行進が始まる頃から、急激に、本当に急激にノリノリになって行ったのです。
そして、実際のオクトーバーフェストでも流行っているという今風の曲(タイトル忘れました。日本のCMに使用されていた事もある曲です)で、ステージ前でみんなで踊る段になって、その熱気は最高潮に達したのでした。

 その激変ぶりには驚きましたが、こちらとしては「そこまで分かりやすい事しなきゃノレないか?」「こんなんオクトーバーでなくても、どこでもあるじゃん」と逆に心は冷めてゆく一方。

ただのクラブ状態となったステージ前を放っておいて、(前年に参加した知り合いの人は「あんなチンドン屋のような演奏」と酷評していたのですが、もしかしたらこの事を言っていたのか?などと考えつつ。)そこからはビールと食事を楽しむ事にしました。
「いつもの常連さん」の姿が少ないのも、何となく分かったような気がします。

・初心者向け?

 結果として、個人的には100%楽しむまでは行かなかった会ですが、内容に関してはかなり充実しており、初めての方には十分楽しめる会にはなっていると思います。

 定番でオクトーバーフェストの演奏で行われる要素は一通り入っていて、それを本場の演奏チームの生演奏で楽しめますし、シュンケルなどに参加させられる事なく食事をゆっくり楽しむ事も出来そうです。
 ただ反面、「参加する」事を楽しみにしている人には物足りない印象を受けるかも知れません。

イベントとしてはかなり質は高いと思いますが、なんとも不完全燃焼な会でした。

内容は、変更の可能性があります。イベント主催者やお店に確認をとってからの参加をお勧めします
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