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☆花火も楽しめる京都・ケルン姉妹都市50周年記念事業☆
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■場所:国立京都国際会館 庭園
■日時:2013年 7月21日(日)22日(月)
17:30 (開場)〜 20:30
■料金:大人¥4,000 子供¥1,500 ※お弁当・飲み放題付き
(別途ドイツビール試飲、屋台販売などあり)
■演奏:バイエルンブラス(21日)、バイエルン・カペレ大阪(22日)
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▲ ステージは池の向こう
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▲ おぉ、ウルトラセブンとキングジョーが戦ったとこだ(^^)
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ドイツのビアポルカの演奏にのって"ドイツ式の乾杯"の歌「アイン プロジット」で乾杯!
京都・ケルン姉妹都市50周年記念事業の一環で行われる催しの一つ。
京都を中心に、ドイツのビアソングの演奏活動を続けているバイエルンブラス(21日)や、西日本を中心に四国のオクトーバーフェスト等でもおなじみのバイエルン・カペレ大阪(22日)の演奏が楽しめる。
入場料には、お弁当と、ビール飲み放題(スーパードライ、キリン、レーベンブロイの3種)が含まれています。
他にも、ソーセージなどの屋台販売あり。
イベントの終わりには、国際会館をスクリーンに、プロジェクションマッピングが映し出されたり、池を舞台にレーザーのショーがあったりして、最後に花火が打ち上がりと、かなり贅沢な内容。
かなり豪華な商品が当たる抽選もありました。
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■レポート
国立京都国際会館の「乾杯の夕べ」に参加してきました。
国立京都国際会館は初めて来るので、会場となる”庭園”がどこにあるのかも分からないまま、人の流れについて歩いてゆくと、国際会館の入り口にドイツの国旗が見え、「おぉ、ここだ」と一安心。
・オペレーションは最悪
”人の流れ”が出来るほど、想像以上の人の多さ。
チケットは2枚に別れていて、まず、入り口で1枚目のチケットを渡して、1枚目の半券が後の抽選の抽選券となります(まったく説明無し)。
その後、2枚目がお弁当やビールの引換券になっているのですが、これもまったく説明なし。
お弁当の引き換えに列が出来ていたのですが、まったくスタッフの誘導がなく、どこに並べば良いのかさっぱり分からない。受け渡しの場所に「お楽しみ弁当」「大人用弁当」「子供用弁当」と大きく書かれた紙が貼ってあるのですが、結局どこに並んでも同じという、掲示の意図がよく分からないものでした。
1つの列に並んで、お弁当の受け渡しだけに長時間待たされた後で、もう1つの列では、ほとんど並ばずに受け渡し出来た事が分かって、トホホな感じでした。
列を2つに分ける意味はほとんど無く、列によって待ち時間が違う事で、逆に不公平感を増すだけなので、今後は改善してもらいたい所。
次に、ビールですが、最初にチケット引き換えでプラカップにビールを注いでもらい、その後は空のカップと交換に新しいビールをもらう形式。
ここも、レーベンブロイと国産2種のビールが3つに別れているのですが、何の説明もないため、一番端の銘柄にみんな並んで、他の2つがガラガラといった感じ。よく見ると、銘柄の旗などが置かれているので、よく見れば分かるのですが、多くの人が「一列に並ぶ」のが正解と理解しているようでした。
これも、とりあえずサーバーの前に何の銘柄かを掲示するという最低限の事(1ヶ所コピー用紙1枚で出来る)をしてもらえれば、改善出来ると思うので、今後健闘していただきたい所。
そんな、状態なのに”総合案内”のための机も用意されていて(その机も何なのかよく見ないと分からない)、そこには電話が2台と3人の人が座ってて、少なくともその時点では何もせずにいたので、お役所体質の一端をかいま見たような気がします。
・ステージは池の中
さて、ビールとお弁当を入手して、会場の庭園に。
緑の山を背景に、演奏前のエラい人の挨拶でも言っていたけど、人工的な物が視界に入らない、すばらしい和風モダンな庭園。
すでに、沢山のお客さんが席取りをされていて、また家族連れが多いので、用意されたテーブルは見た限りでは埋まっている模様。
仕方なくステージ前が見渡せる所の、石で出来た灯籠のような場所に陣取りました。
ステージは、会場の庭園の中にある池の上の舞台。
「う〜む、これでは一体感だすのが難しいな〜」と感じたのですが、やはりそんな感じになってゆくのでした。
・音響は最悪
MCによる司会進行の声を聴いたあたりから不安に感じていたけれど、実際演奏が始まると、まったく音が聞こえてこないし、ただ、音を拾って大きく出しているだけの感じ。音楽用の音響設備では無い様子。
まるで昔のカセットを聞いているかのような音で、音がまったく小さい。
ステージ右寄りで見ていたけど、スピーカーからはクラリネットとアコーディオンの音しか聞こえてこない。きっと左側のお客さんはチューバとかの音しか聞こえていないんだろうなぁ〜。
もともと、屋外で周囲が山だから、音が全部拡散・吸収されてしまって、ただでさえ不利な条件なのに、この音響では、まったく生演奏の魅力・迫力が伝わって来ない。
そんな場末の遊園地のような状態になってしまっているので、当然、お客さんも音楽にノってこない。手を叩くでもなく、本当に”聞こえてるだけ”。
実にもったいない。
・”乾杯の夕べ”なのに・・・
ビアソングで乾杯とくれば、アインプロジットとなる訳ですが、上記のような状態で、トモケンさんの乾杯の説明も「何か言ってるな」程度で、多くの人は聞くでも無く、なんとも残念な乾杯に・・・
まともに乾杯出来たのは、オクトーバーフェストのいつもの常連さんとだけ・・・という感じでした。
・ステージが終わると
ステージが終わり、あたりが暗くなると、国立京都国際会館をスクリーンとしてプロジェクションマッピングが上映されました。国際会館の建物全面を使うのかと期待したのですが、その一角、逆三角形の壁面を利用しての投影でした(上映までは「乾杯の夕べ2013」の文字が投影されていました)。
その上映につながる演出で、池の上と国際会館の今度は建物全面を使ってのレーザーショーに。
国際会館に至る地下道でも、こういったイベント演出の会社の広告が多くあったので、それなりにつながりが有るんだろうなぁ等と考えながら眺めていると、載り変わる感じで花火が打ち上がってきます。
プロジェクションマッピングとレーザーは音楽が流れていたので、花火になった途端にBGMが無くなり、最初は違和感があるものの、じきに慣れて普通の花火鑑賞に。
・終わって感じたこと
イベント開始の時に色々な人がしてた”ご挨拶”の内容から察するに、毎年ここでは、このような催しが行われており、今年はたまたまドイツ仕様だったようです。
たまたま今年がケルンとの姉妹都市の周年だったので「京都・ケルン姉妹都市50周年記念事業」に乗っかった、そんな感じではないかと。
そうであれば、この内容は理解できます。毎年の恒例行事として、近隣の方々の”夏祭り”として機能しているイベントなのかなぁ、と。
屋台で焼きそば食べて、花火を見る。それがメインで、前座として毎年いろいろな国の出し物が見れる、といった程度に捉えられているんじゃないかなぁ。
こういったビアソングのイベントは、参加するのが大きな魅力の1つなのに、それが大きく損なわれている、残念なイベントでした。
■ひとくちメモ
自然に囲まれた、きれいな庭園の中でドイツ民族音楽が楽しめる
演奏の他に話題のプロジェクションマッピングや、
レーザーショー、花火まで楽しめる盛り沢山な内容
会場は盛り上がらないので、
仲間を集めて参加した方が良いかも
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■次回関西で開催されるオクトーバーフェスト>>>
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セキュリティ☆☆ おトク度☆☆ お客さんのノリ☆☆☆☆
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※花火などの付帯イベントがあるのでお得度が上がっています。
☆☆☆星の見方☆☆☆
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セキュリティ
★★★★★貴重品をクロークに預けられる
★★★★☆荷物の置き場がある
★★★☆☆予約制で一般客は入れない
★★☆☆☆通常の飲食店と同じ
★☆☆☆☆オープン。客以外も出入り自由
☆☆☆☆☆環境が整っていない
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おトク度
★★★★★料理・演奏共に充足している
★★★★☆お得感が感じられる
★★★☆☆納得が出来る価格・内容。
★★☆☆☆内容に対してやや高いと感じられる
★☆☆☆☆高い。価格に比して満足感に欠ける
☆☆☆☆☆満足感が感じられない
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お客さんのノリ(演奏時)
★★★★★ノリの分かる客で非常に盛り上がる
★★★★☆盛り上がる
★★★☆☆最終的には盛り上がる
★★☆☆☆ノリが悪く盛り上がりに欠ける
★☆☆☆☆盛り上がらない(聞いてるだけ)
☆☆☆☆☆ただのイベント。分かる人がいない
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※前回開催時の状況からの、当サイトの独断による評価です。 |
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