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■ 国内開催のオクトーバーフェストにはいくら必要か?

全国各地で行われているオクトーバーフェスト。
開催形式や、場所によってかかる費用が違ってきます。

※2011年頃の記事です。

お台場オクトーバーフェスト2023前売りチケット ▶︎

● 開催形式によって異なる価格


 国内で開催される大規模なオクトーバーフェストには大きく2つの開催形態があります。

 1つが、野外にテーブルやイスを出して、屋台形式で行われる、代表的な所では、横浜の赤レンガ倉庫などで行われている方式。

 もう1つが、大きなビアホールやホテルの宴会場などで、数百人単位で行われる大阪などで多く行われている方式です。

 それぞれ、どれくらいの費用がかかるのでしょう?


● 「ヨコハマ方式」オクトーバーフェストにかかる値段


 「ヨコハマ方式」はオープンスペースで、入場無料、もしくは低額の入場料(¥200程度)で参加できます。

 なので、雰囲気だけ楽しもうと思えば、タダで楽しんでしまう事も出来てしまいます(日比谷などでは持ち込みのベットボトルのお茶で踏ん張るオバチャマが居るとか)。

 ただし、販売されているビールや食材はドイツ直輸入の物が多く(ドイツビールやドイツ食材の輸入商社が主導で行われているイベントなので当然ですが)、普段では飲んだり食べたりできない物も少なくなく、その価格は非常に高額です。


● ビール・フードは高額なヨコハマ方式


 ビール400〜500ml(居酒屋さんの中ジョッキ程度)で1杯¥900〜¥1,500程度かかります。
 それに加えて、グラスの保証金制度(デポジット)が有るので、+¥1,000程度かかります(グラスを返却すれば保証金は帰ってきますが)。
 ですので、最初の1杯は¥2,500程度みておいた方が良いでしょう。

 (ちなみにドイツのオクトーバーフェストでは1リットルジョッキお祭り価格で¥1,000前後。それでも地元では高いと言われているのに、日本にくるとその3倍くらいの値段!)

 料理もそれなりにおなかを満たしたいのであれば、一皿¥1,000〜¥2,000程度かかります。

 ビールをおかわりする事がなければ、(デポジットをのぞき)¥3,000程度で済むかもしれません。

 ですが、私のようなビールを飲む事を目的の1つとしている人にとっては、とてもこれでは済みません。
 ビール2、3杯(で済む事はほとんどありませんが)頼んだだけで、樋口一葉は飛んでいってしまう事を覚悟しておいた方が良いと思います。

 よく「信じられないほど大量に飲んだ!」とブログやツイッターなどに書き込みが有りますが、それだけガッツリ楽しむのであれば、諭吉2、3枚はアッという間です。

 このように、入り口の敷居は低く雰囲気を楽しみたいだけの方はそれなりに、しかし本気で楽しむには高額な投資が必要なのがこの方式です。

 ※日比谷オクトーバーフェストの記事にも価格の記載をしています。
 

お台場オクトーバーフェスト2023前売りチケット ▶︎
next→ ■「オオサカ方式」にかかる値段(後半に続く)↓↓↓

● 「オオサカ方式」オクトーバーフェストにかかる値段


 一方、「オオサカ方式」は、会場に入ると飲み放題の催しがほとんどです。ただし、ドイツビールで行われる事はほとんどありません(ミュンヘンブランドのレーベンブロイによる開催はそれなりに行われています)。

 参加費用は、会場によって、¥4,500〜¥8,000くらいまでピンキリです。

 ほとんどの会場で、席が指定されていて、飲み放題、食べ放題。もちろんグラス保証金などもありません。(※それぞれ会場によって異なります)

 参加するには敷居が高いですが、参加してしまえば、後はお金・グラス・席の心配は全く無しで楽しめます(ホテル開催なら貴重品を預かるまでしてくれます)。

 ドイツビールを飲み比べる楽しみは有りませんが、ステージの演奏で会場が一体になる感覚はこちらの方が強く、席やグラスの心配(ヨコハマ方式ではグラスに保証金があるため、盗難などがある)をする事なく、ムカデ行進や隣の席との乾杯を楽しめるのが魅力です。

 ヨコハマ方式での1リットルビール1杯分(中身¥3,000+グラス保証金¥2,000)程度で、飲み食べ放題(ただし国産ビール中心)という価格をどう考えるか、といった所です。

● お得なイベントは?


 このように方式の違いを書いてみると、東日本と西日本の嗜好をそのまま表している様にも見えますが(笑)、そもそもヨコハマ方式はドイツビール輸入商社の展示会のような意味合いも強く、オクトーバーフェストで「日本初上陸!ここでしか飲めない!」といったビールはほとんど、その後その商社によって普通のドイツビールのお店に卸される事が多いので、落ち着いてビールの味を楽しむのであれば、お店で飲んだ方が格段にお得(安いし、すいてるし、デポジットもとられない!)です。

(関西人からすると「あんたんとこの展示会に何で高い金払うて協力せなあかんねん」といったトコでしょうか)

 ただ、「この季節、野外でドイツビールを」といった"趣き"にお金を払うと言うのであれば、ヨコハマ方式の値段設定は(場所代も含めて)妥当と考えられるかもしれません。

 演奏を楽しみ、隣の見知らぬ人と乾杯して仲良くなる、といった楽しみ方が好きなのであれば、断然オオサカ方式のほうがリーズナブルです。
 ほとんどの会場で、一流シェフが本気で用意したドイツ料理が、しかも食べ放題で楽しめるのですから!。


お台場オクトーバーフェスト2023前売りチケット ▶︎
next→ ■ ドイツビール重視か?演奏で楽しむの重視か?(続く)↓↓↓

● ドイツビール重視か?演奏で楽しむの重視か?


 詰まるところ、「ドイツビールを野外で」を重視すれば選択肢はヨコハマ方式しかなく(※)、ビールにあまりこだわりがなく「演奏で盛り上がりたい」のであれば、予算に応じてどちらかを選択できる、といった事になるでしょうか。

 (※例外もあります。滋賀県大津のドイツレストラン ヴュルツブルクのオクトーバーフェストはドイツビール飲み放題で、野外席もあります。)

 昨年(2010年)の名古屋駅前のGengenbach -ゲンゲンバッハ-(※現在では閉店)でのオクトーバーフェストでは、ホフブロイ<オクトーバーフェストビア>、ホフブロイ<ヴァイツェン>、レーヴェンブロイ<ピルスナー>、ケストリッツァー<シュヴァルツ>すべて樽生で飲み放題、コース料理付き、しかも間近で北川桜さんのステージが楽しめて料金¥6,000円!!という超破格値でした(第1回目の開催だったのでサービス価格だったと思います)。


 日本全国、いろいろな所で様々な形式でオクトーバーフェストは行われていますので、自分の嗜好にあったオクトーバーフェストがどこかで行われているかもしれません。
 あなただけのリーズナブルなオクトーバーフェストが見つかる事をお祈りします(^-^)

 

・念のためのご注意!
 ※説明のため「ヨコハマ方式」「オオサカ方式」としましたが、特定のイベントを指している訳では有りません。
 ※もちろん関東で「オオサカ方式」で開催をしている所もあれば、関西で「ヨコハマ方式」で開催している所もあります。

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 ● 追記
 本文では、主に飲食に関わる費用について書きましたが、ステージを中心にみると、また違った見方が出来ます。

 総じて「ヨコハマ形式」の方がステージを軽んじている傾向があるように思われます。2011年の日比谷のようなひどいステージもあります。
 ただし、入場無料なので、雰囲気を味わうだけであれば、タダで楽しむ事も出来るわけです。
 席がキープ出来なかったり、デポジット制のため、グラスを持ったままムカデ行進などするので、ステージを楽しむのに集中できないという側面もあります。

 「オオサカ方式」の場合、演奏を楽しむために来場する人が多く、しっかりとしたステージが多いです。
 ただし、参加費用が高い場合は、初めて参加する人にはステージの当たり外れは判断できないので、その点はリスキーかもしれません。
 席はキープされているし、飲み食べ放題で、グラスを無くしても実害はないので、ステージに集中でき、満足度も高いです。

 ご参考まで。
>>>オクトーバーフェストにまつわるエトセトラ

日本国内で開催されるオクトーバーフェストのイベント情報

日本国内で開催されるオクトーバーフェストのイベント情報


今年関西で開催されるオクトーバーフェストのイベント情報

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