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・ビアホールの名脇役たち
ビアホールにはかかせない、鳥の唐揚げやソーセージたち。
それらのメニューを引き立てる、あまり目立たない、けれどもそれを口にする事で「あぁ、ビアホールに来たなぁ・・・」と思える、キラリと光る名脇役たちを紹介します。
・ザワークラフト
お店によっては、サワークラウト、ザウワークラフト、など、様々な呼び名があります。
和訳では「キャベツの酢漬け」と紹介される事が多いですが、本場のものは酢は全く使用されない、天然の発酵食品です。 ご存知ない方にイメージしていただけるとすれば、キャベツのピクルス、といった感じでしょうか? よく、ソーセージの付け合わせに、横に置かれている、トロリとした酸っぱいキャベツ。あれです。
胃腸に良いとされるキャラウェイシードが使われていて、キャベツの健胃効果も伴って、脂っこいメニューが多いビアホールメニューの中で、是非取り入れたいメニューです。
既製のものをそのまま利用していたり、自家製していたり、サラダに近いものにアレンジされていたりと、お店によって、様々な味が楽しめます。
お初天神通り他のニューミュンヘンのザワークラウトは、正式なメニューにも載っていて、どちらかと言えば、和風のキャベツ甘酢漬けサラダといった感じで、本場のザワークラウトは苦手、と言う人でも気楽に食べられる一品。
スーパードライ梅田系のお店では、どうやら既製品が使用されているような感じです。 正式のメニューには載っていないので、知っている人しか注文していないようです(¥300〜¥450程度)。
昔のビアハウス時代はは自家製されていて、注文すると「冷たい方ですか?暖かい方ですか?」と聞かれ、冷たい方を頼むと加熱されていないシャキシャキ感のある生のザワークラウトが出て来た物でした。
・ロシア漬け
個人的にオススメなのが、このロシア漬け。
ザワークラウトと同様にキャベツの漬け物なのですが、少しスパイシー?というか、味に深みがあり、ザワークラウトに少しキムチ?的なノリが混ざっているというか・・・そんな感じです。
お店によって置いてあったり、無かったりで、あまり馴染みは無いかも知れません。
これを一つ注文しておくと、けっこうビールのアテになり、一人でビアホールなんて時にも間がもち、重宝します。 味がしっかりしているので、黒ビールやスタウトにも良く合います。
あるお店ではこの間まで¥300だったのに、急に¥450に値上がりしていてビックリ! 正式メニューの枝豆¥350よりも高い!! その店では、それ以降ロシア漬けは注文していません。
・・・脇役メニューたちは、あまり表舞台に立つ事はありませんが、身体にやさしいヘルシーなメニューであるとも言えます。 メニューに載っていなくとも、一度注文できるか店員さんに聞いてみてはいかがでしょうか?
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